お灸クイズ
臨床応用
呼吸器疾患を対象に、灸を偽灸と比較した無作為化比較試験が見当たらない。この状況から言えることはどれか。
選ぶと、その場で正誤・根拠・原著論文が出ます。
正解は A 観察された改善のどこまでが灸によるものか切り分けられない
なぜ?
喘息・COPD・アレルギー性鼻炎のいずれについても、偽灸を対照とした無作為化比較試験には到達できていない。偽対照がなければ、期待や通院に伴う効果を差し引けない。妥当性を検証済みの偽灸デバイスは2006年から存在するため C は誤りであり、証拠がないことは効果の否定ではないため B も誤りである。根拠:第16章・第17章
根拠
- 教材
- 灸と呼吸器
- 該当章
- 研究方法論と未解決問題
出典
- [9]Ma YZ, Zhang D, Zhao GX, Wang J, Zhang HL. 針灸による安定期慢性閉塞性肺疾患の治療:ネットワークメタ解析(中国語論文。英文抄録に基づく). Zhongguo Zhen Jiu. 2023;43(7):843-853. PMID 37429667
PMID 37429667 - [10]Yuan T, Xiong J, Wang X, Yang J, Jiang Y, Zhou X, Liao K, Xu L. Indirect moxibustion for the treatment of allergic rhinitis: A systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. Complement Ther Med. 2022;64:102804. PMID 35041988
PMID 35041988 - [13]Zhao B, Wang X, Lin Z, Liu R, Lao L. A novel sham moxibustion device: a randomized, placebo-controlled trial. Complement Ther Med. 2006;14(1):53-60. PMID 16473754
PMID 16473754
数値はすべて原著の報告値です。編者による推定値は載せていません。
もう少し詳しく
教材「研究方法論と未解決問題」の章へ → 教材『灸と呼吸器』の全体を読む →次のお灸クイズ
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